松山は完治しない可能性も…ゴルファーの股関節痛なぜ厄介

公開日: 更新日:

 2月のフェニックスオープンで米ツアー2勝目を挙げ、4月のマスターズに向けて調子を上げたい松山英樹(24)だが、“ヤバい”状況になってきた。

 現地26日のザ・ホンダクラシック2日目のスタート前に右股関節痛で棄権したからだ。

「バンカーや腰を落としてスイングする時に痛くなる」「バックスイングの時に痛みがくる」と話した松山は、「これ以上悪化すると、たぶん歩けないところまでいく。ゴルフをする体ではない」とも言っていたから、気がかりである。

 今回は今後のスケジュールを見据えて大事を取ったというが、直前のノーザントラストオープンは風邪のためにプロアマ戦を途中棄権。変調の兆しは出ていた。3打差10位発進の最終日に4日間ワーストの72をたたいて11位フィニッシュと見せ場もなく、優勝争いにからめなかったのは、体調を崩したことで、スイングを狂わせたのではないか、という指摘もある。

 試合後は米西海岸ロサンゼルスからフロリダシリーズの東海岸への長距離移動と、米ツアー転戦は体への負担が大きく、それが股関節痛の一因になったとも考えられる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ