5月復帰のダル安心できず レンジャーズ先発陣は今季大充実

公開日: 更新日:

 右肘のトミー・ジョン手術からの復活を目指すレンジャーズ・ダルビッシュ有(29)が順調に回復している。

 7日(日本時間8日)にはブルペン入りして15球を投げ込んだ。これまでは捕手を本塁ベース前に座らせて短い距離で投げてきたが、この日は初めて通常の投球練習を行った。見守ったブロケイル投手コーチからは球数は任されていたそうだが、練習中は肌寒かったため、自分の判断でやめたという。

 投球練習を終えたダルは「患部の状態は良く、不安はありません」と話した。

 今後は球数を増やし、フリー打撃で打者相手に投げた後、マイナーで調整登板する。順調なら5月下旬から6月上旬にもメジャー復帰が予定されている。

 昨年3月にメスを入れて以降、リハビリと並行してウエートトレに励んだ結果、肉体改造に成功。故障前よりひと回り体は大きくなり、球威も増した。13年の奪三振王(277)の完全復活を期待されるが、復帰のメドが立ったからといって、安心してばかりもいられない。

 今季開幕時のレンジャーズのローテーションはエース左腕ハメルズ以下、ホランド、ルイス、ペレスの4人が確定。5人目をゴンザレス、マルティネス、グリフィンらの若手が争っているのが現状だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」