胴元向け? 野球賭博問題で謎の「勝敗予想サイト」が話題

公開日: 更新日:

「これさえあれば胴元になれるんじゃないの?」

 8日に発覚した巨人高木京介(26)の野球賭博に絡み、あるホームページが話題になっている。

 このサイトでは、プロ野球高校野球の勝敗予想が行われている。プロ野球は、オープン戦から日本シリーズまで全試合の勝利チームとハンディを独自に予想。1年分で5万円の会費を払えば、戦力差を数値化したハンディ付きの予想がメールで送られてくるという。

 9日現在、サイトを確認すると、去る6日に行われたオープン戦全6試合の予想と結果が掲載されている。おそらく見本と思われるが、たとえば、楽天ソフトバンク戦については勝利予想はソフトバンク、ハンディはソフトバンクに「1.0」となっており、見事的中させている(試合は5対1でソフトバンクが勝利)。
 また、ページを進めていくとハンディ表も掲載されている。ソフトバンクにハンディ「1.0」ということは、ソフトバンクが2点差以上で勝つと「丸勝ち」ということになる。

「野球賭博においてもっとも重要なのはハンディをつけること。先発投手、戦力分析を考慮して『0.5』『1半』などとつける。胴元とすれば、こんなに便利なサイトはないが、昨年、週刊誌でこのサイトの主宰者と野球賭博で無期失格処分となった元巨人の笠原、笠原と親交がある飲食店経営者の『B』との関連が報じられました」(マスコミ関係者)

 なお、サイトには「当サイトはあくまでプロ野球を別の角度から楽しもうと予想をしております。野球賭博行為は違法となりますので各自ご注意下さい」とのただし書きがある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"