昇格の守屋を先発抜擢 阪神・金本監督が貫く“超実力主義”

公開日: 更新日:

 高校球児のようだった。ピンチになると、大きく深呼吸した。表情には緊張感がアリアリと浮かんだ。それでも若武者は、臆さず力強く腕を振った。

 20日のヤクルト戦でプロ2年目にして初先発した守屋功輝(22)。山田に特大のアーチを打たれるなどプロの洗礼を浴びたが、必死で投げる姿に辛口の虎党も、降板時に温かい拍手を送った。

 キャンプ、開幕ともに二軍スタートだった。二軍で5試合に登板し、1勝0敗、防御率1.96と結果を残した。中継ぎの福原がこの日、不調で二軍降格。藤川も二軍調整するなど投手事情が悪化する中で、一軍昇格させて即起用。金本監督は「ストライクを入れるのが精いっぱいという感じだったが、いい経験にしてほしい」と言った。

 サイドハンドで球が打者の手元で微妙に動くのが特徴。倉敷工、ホンダ鈴鹿では大舞台の経験がほとんどない。どちらかといえば中継ぎタイプで、直球、変化球の球質、制球もまだまだ発展途上の選手。

「いくら二軍で活躍したとはいえ、かなりの大抜擢だといえます」(阪神OB)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る