阪神3連勝も一人元気なし…鳥谷を追い込む“主将の重荷”

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「まだ4試合とはいえ、ちょっと気になるな」

 こう言って顔を曇らせたのは阪神OBだ。

 29日の阪神は、先発藤浪があと1人で完投こそ逃したが、ヤクルト打線を2失点に抑えチームは3連勝。ほとんどの選手がハツラツとしている中で、ひとり元気がないのが鳥谷敬(34)だ。この日は2つ四球を選ぶも2三振の3タコ。ここまでのヒットは、26日の中日戦での2本だけだ。

 昨秋就任したばかりの金本新監督から、「キャプテンのおまえが変わらなければチームは変わらない。今のままでは全部ダメだ」と言われ、当初は悩み苦しんだ。ところがキャンプインすると、シートノックで声を張り上げたり、特守に飛び入り参加するなど、苦手なムードメーカーを積極的にこなした。

「ミスした若手をからかって場を盛り上げるなど、あんなに明るい鳥谷を見たのは初めてだ。だけど、本来はクールな男だからな。金本監督から苦言を呈され、無理に明るく振る舞っていたこともあったと思う。慣れないことをやれば誰でも疲れるし、ストレスもたまる。そのツケが出ているのかな。公式戦はムードメーカーではなく、自分の成績を優先するべき。自分のスタイルでやるのが一番だよ」(前出のOB)

 鳥谷が「開幕」したら、阪神はもっと強くなる。

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