「超変革」金本監督の足を引っ張ろうとOB連中“虎視眈々”

公開日: 更新日:

「一枚岩」ではなかった。

 阪神は17日の中日戦(ナゴヤドーム)で2試合連続のサヨナラ負け。今季初の3連敗でBクラス4位に転落した。開幕してまだ20試合しか消化しておらず、首位とは2ゲーム差。しかも借金があるわけでもなく、ジタバタする理由はない。

 だがしかし、この時期のたかが3連敗を冷ややかな目で見ているOBがいるのも事実だ。

 実は昨年11月、大阪市内で行われた阪神タイガースのOB総会で、監督も経験した役員が怪気炎をブチあげたことは表沙汰になっていない。そのOBは、「球団はどうやって監督を決めているのか。金本(知憲=48)はコーチの経験もない。なぜOB会に相談せずに金本にやらせるんだ!」と息巻いたという。

 すると、その発言を受けて別の監督経験者が、「そうだ、そうだ」と、同調の“合いの手”を入れたから、総会はにわかに不穏な空気に包まれた。その時だ。別の役員が手を挙げて立ち上がりこう一席ぶった。

「OB会というのは現場を応援したり、力になったりするためにあるんじゃないのか。こんなOB会なら辞めさせてもらうわ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?