続く中4日先発 ヤンキース田中“未体験”の不安をどう払拭

公開日: 更新日:

「中4日を続けた直後に離脱したことは当然、本人の頭の中に記憶として残っていますから、不安というか怖さはあるでしょう。まして強い痛みを伴ったとすれば、強烈な印象として脳裏にすり込まれているはずです。同じ状況を迎えた時点、場合によってはその前の段階で記憶が蘇る可能性もあります。例えば一般の人であっても、ヒドいギックリ腰をやれば、そうなりそうな状況になっただけで気を付ける。ヒドい痛みは二度と経験したくないという意識が働くからです。中4日が続いた時点、あるいは続きそうになった段階で、怖さが生じるでしょう」

 それなら田中は中4日が続く次回登板は期待できないのか。トラウマを取り除くにはどうしたらよいか。

「100%の実力を出せないのであれば、70%の中でベストの投球をすることを考えるべきでしょう。足りない30%のことを考えても、パフォーマンスは落ちるだけ。田中クラスの投手なら70%で打者を打ち取る技術をもっているでしょうし、この壁を乗り越えれば次回から怖さを感じなくなるかもしれません」(前出の高畑氏)

 この試合で田中が一発を喫したのは、いずれもキレのない変化球を捉えられたもの。右肘の状態が決して万全とは言い難い田中は、中4日のマウンドをどうやら乗り越えていくのか注目だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  3. 3

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  5. 5

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  1. 6

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  2. 7

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  3. 8

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

  4. 9

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  5. 10

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離