監督不安? ヤンキース田中「2年連続開幕投手」の信頼度

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 ヤンキース田中将大(27)が2年連続の大役を任された。

 チームは31日(日本時間1日)、4月4日のアストロズとの開幕戦に田中が登板すると発表。ジラルディ監督が同日のカージナルス戦の試合中に中継したテレビ局のインタビューで明らかにした。

 田中は昨季、ブルージェイズ戦の開幕マウンドにも上がっており、日本人投手が2年連続開幕投手を務めるのは03年、04年のドジャース野茂英雄以来、2人目だ。

 田中はオープン戦で4試合(計11回)に登板し1勝1敗、防御率7.36。3本塁打を含む16安打9失点と乱調だった。オープン戦最後のマウンドとなった3月29日のフィリーズ戦は4回を7安打されながらも1失点に踏みとどまり「合格点」を得た。

 他球団とは異なり、ヤンキースがオープン戦終盤まで開幕投手を発表しないのは毎年のこと。今季もジラルディ監督がキャンプ地フロリダでのオープン戦最終戦まで明らかにしなかったのは慣例に従ったまでだが、田中の肩、肘の状態をギリギリまで見極めていたのも事実だ。

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