打は清宮絶好調も…早実この夏の命運は1年生投手が握る

公開日: 更新日:

 打ちまくっている。早実(西東京)は12日、東京都八王子市で九州学院(熊本)、桐光学園(神奈川)と練習試合を行った。主砲の清宮幸太郎(2年)はそれぞれ一発を放ち、これで高校通算49号である。

 2試合とも「3番・一塁」で出場。九州学院戦は「完璧っちゃ完璧」と振り返った勝ち越し2ランなど3安打4打点。桐光学園戦は推定130メートルの決勝ソロ。2戦で6打数5安打7打点と大爆発だった。ノーシードで臨む西東京大会も昨夏のようなフィーバーになるか。

「投手次第でしょう。基本的には清宮と一緒に1年春からベンチ入りしている2年生投手の服部が軸。招待試合で初めて背番号1をつけた3年生投手もいるが、似たり寄ったりです。4番に座っている話題の1年生・野村同様、4月に中学時代に日本代表経験がある有望な投手らが何人も入学している。和泉監督は宮崎での招待試合でこれらの1年生を取っ換え引っ換え投げさせてテストを行うなど躍起。1年生に頼らざるを得ないからです。好打者で人気者の清宮を抱えながら、予選の早い段階での敗退は許されませんから」(早実OB)

 1にも2にも投手陣。今夏の清宮再フィーバーがあるかどうかは、1年生投手の踏ん張りにかかっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  3. 8

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  4. 9

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 10

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?