メジャーV条件は若さ 全米女子プロ“10代OP対決”で証明

公開日: 更新日:

【全米女子プロ選手権】

 18歳のB・ヘンダーソン(カナダ)とメジャー3連勝を狙う19歳のリディア・コ(ニュージーランド)が通算6アンダーで並びプレーオフに突入した今大会。どちらが勝っても大会史上最年少優勝という10代による激戦になった。

 18番パー4で行われたプレーオフ1ホール目はコが残り175ヤードの2打目をピン上5メートルにつけて2パットパー。それに対し、ヘンダーソンは155ヤードを1メートル足らずに寄せてバーディー。1ホール目で勝負がついた。勝因はグリーン上だった。11番パー5では花道から30メートルをパターで放り込み、イーグル。17番パー3はピン左15メートルのバーディーパットを沈めて6アンダーまで伸ばし、首位のコをとらえると、18番では4メートルのシビアなパーパットを決めた。この日はボギーなしの1イーグル、4バーディーだった。

 昨年、17歳でツアー初優勝を飾ったヘンダーソンは今大会を含め、すでにメジャーでトップ5入り3回。世界ランク4位の実力の持ち主だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」