初日は雨にもたたられ…全米OP“3つの直前変更”に選手混乱

公開日: 更新日:

 主催の全米ゴルフ協会(USGA)は硬くてオーガスタ並みの高速グリーンに仕上げたはずだが、初日はバックスピンがかかりグリーンからこぼれ出てしまうシーンが何度かあった。

 すべては雨のせいだが、もとはといえばコースセッティングのやりすぎが問題だったのかもしれない。

 公式発表では14フィートに設定するグリーンスピードは、練習ラウンド時点ですでに16フィート前後もあった。スピードを遅くするためにグリーンに水をまいたとも伝えられている。それが大会初日の雨天で12~13フィートまで遅くなっていたようだ。

 毎日、グリーン表面下の湿度を計測し、芝が生き残るぎりぎりまでの硬さにしていた。そのため練習ではバックスピンがかからなかった。グリーンをとらえたボールが奥にオーバーすることはあっても、花道まで戻ってくることはなかったのだ。

 ホールヤーデージにしても同じことがいえる。

 8番パー3は公式には288ヤードだが、「300ヤードを超える日がある」としていた。ところが初日は258ヤードだった。ラフも選手からのクレームで、直前になって短く刈り込んでいたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く