松山が12オーバー 飛ばし屋の快音に狂ったスイングリズム

公開日: 更新日:

 飛ばし屋とのペアリングで明らかに松山のスイングリズムが乱れ、パーオンしたのは8ホールだけ(44%)と平均(56.55%)を下回った。ジョンソンのインパクト音は硬い石を打っているような強烈なカン高い音がする。それが耳に残っていると、無意識のうちにスイングリズムが狂ってしまうのだ。

 40分ほどの休憩をはさみ、午後3時36分から第2ラウンドが10番からスタート。いきなりドライバーを左ラフに曲げるとパーオンを逃してボギー。13番パー3は9番アイアンでピンそば2メートルにつけてバーディーを奪うも、15番、17番でボギー。18番は左バンカーに曲げて5オン1パットのダブルボギー。通算8オーバーでターン。

 折り返してもスコアを崩すだけで通算12オーバーと見せ場がなかった。

 4年連続出場の松山は13年10位、14年35位、15年18位とこれまで一度も予選落ちがない。78選手がまだ第2ラウンドをプレーしていないとはいえ、決勝進出は60位タイまで。厳しい状況に立たされている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変