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ケニヤッタ小林

ケニヤッタ小林(小林俊一) 1942年、神奈川県生まれ。横須賀高校時代は陸上選手だったが、本人によれば「超二流選手」。早大卒業後にサントリー入社。営業マンとして勤務した後、34歳で退社しケニアに行く。スワヒリ語を学び、ケニア陸連、ケニア五輪委員会に顔を売り、スポーツライター兼スタッフとしてケニア・ナショナルチームに同行。五輪や世界陸上を取材。同時にケニア人ランナーを日本の高校、大学、実業団チームに斡旋。ケニア在住39年。

<第4回>選手を斡旋する悪徳ブローカーだと文春に叩かれた

公開日: 更新日:
ケニアの陸上大会にも頻繁に顔を出した(左)、小林氏を取り上げた週刊文春の記事/(提供写真)

「ケニヤッタ小林」の名が週刊誌を賑わしたのは、1994年の新年早々。1月20日号の週刊文春に次のようなタイトルが躍った。

《高校駅伝初のアベック優勝 仙台育英“ケニアパワー”に問題のブローカー ケニヤッタ小林》

 記事を要約すると、前年12月の全国高校駅伝で仙台育英が… 

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