フェンシング見延は“太田超え”がリオのモチベーション

公開日: 更新日:

 リオ五輪でメダル取りが有力視されるフェンシング・エペ(種目の一つ)代表の見延和靖(28)が虎視眈々とエースの座を狙っている。

 14日は母校である法政大学の壮行会に出席。同校OBの女子重量挙げ48キロ級の三宅宏美(30)らとともに職員、学生からのエールを受けた。

 見延は昨年11月のW杯エストニア大会で、主要国際大会の男子エペとして日本人初の金メダルを獲得。最新の世界ランキングは10位と、五輪で表彰台を狙える位置につけている。

 端正な顔立ちでファッション雑誌などにも取り上げられたが、日本ではマイナー競技だけに世間での知名度はイマイチ。街なかを歩いても気付かれることは、まずないという。そのためリオでの最大のモチベーションは“太田超え”だ。

 北京五輪個人銀、ロンドン五輪団体銀(いずれもフルーレ)の2つのメダルを獲得した太田雄貴(30)に次ぐ、個人でのメダル取りで、「フェンシングといえば見延」と、世間に知られる存在を目指しているという。

「フェンシングの認知度向上を図るためにも、いつまでも太田さん頼りではダメだと思うんです。(マイナー競技を)盛り上げていくには、太田さん以外にも注目される選手が必要です。そのためにもメダルを取りたいです」(見延)

 フェンシング界のイケメンはこういうのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  2. 2

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪

  1. 6

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  2. 7

    悠仁さま「9.6成年式」…第1子出産の眞子さん、小室圭さんの里帰りだけでない“秋篠宮家の憂鬱”

  3. 8

    参政党議員「初登院」に漂った異様な雰囲気…さや氏「核武装」に対しゼロ回答で現場は大混乱

  4. 9

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  5. 10

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー