走り込みに影響か G菅野“左足マメ”をOB投手2人が懸念

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(26)が6日に登録を抹消された。5日の広島戦の試合中に左足親指爪の中にできた血マメをつぶし、4回2失点で降板していた。尾花投手コーチは「月末から9月にかけて、フル回転してもらわないといけない。10日で大丈夫じゃないか」と軽症を強調しているが、巨人などで投手コーチを歴任した評論家の高橋善正氏はこう言う。

「可能性としては、投球フォームを変えた時か、スパイクの底にある金具がぶつかってできることもあります。菅野は開幕前に『相手を圧倒する投球をしたい』といろいろ変えて今季に臨んでいるため、春先に痛めたなら分かりますが、この時期というのは不可解。投球フォームのバランスが崩れている可能性も考えられます。たかがマメと簡単に片付けず、原因を調べることが重要です」

 元巨人投手コーチの中村稔氏はこう見る。

「投手が軸足の親指の内側にマメをつくることはまれにある。マウンドを蹴る時に負担がかかるからです。ただ、左足は珍しい。普通はかかと付近から着地して投球するが、例えばフォークを投げる時に“突っ込み気味”に左足のつま先の方から入ってしまうことがある。最近の菅野がこれまであまり投げなかった球種を使っている可能性があります。マメの箇所としては、あまり感心できないところです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  3. 8

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  4. 9

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 10

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?