FA大島、平田獲得に慎重論 巨人が危惧する人的補償の痛手

公開日: 更新日:

 巨人が17日、前日に21年ぶりの借金20を背負った最下位中日に痛恨の逆転負けを食らった。

 その中日は谷繁監督の解任に続き、チーム解体の危機に陥っている。今月に入り、大島洋平(30)と平田良介(28)が相次いで国内FA権を取得した。今季、大島の年俸は9000万円、平田は7000万円。2人とも補償が発生する「Bランク」とみられるものの、宣言すれば興味を示す球団が複数あるともっぱらなのである。

「2人はこれまでの契約更改で球団と揉めていて、待遇面に不満があるのは確か。積極的に移籍したいわけではなくても、球団に提示された条件次第では行使の可能性はありますよ」とは中日の球団関係者。

■「人的補償のダメージは大きい」という認識

 そうなった時、他球団はどう評価するか。外野手が補強ポイントのひとつである巨人のさるチーム関係者は「2人とも需要がある外野手とは思う。貧打にあえいでいる球団は、1番タイプの大島より、中軸の平田が欲しいでしょう。ただ、今季2割5分そこそこの選手を獲得する代償として、若い選手を持っていかれることに、球団内で慎重論があるんです」とこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状