FA大島、平田獲得に慎重論 巨人が危惧する人的補償の痛手

公開日: 更新日:

「最近は13年オフに広島から大竹を獲得して一岡を、翌14年オフにはヤクルトから控え捕手の相川を取って高卒2年目の有望株の奥村を取られた。盛りの過ぎた30代選手と引き換えに、生え抜きのピチピチの若手を差し出し、しかも働き場所を得た一岡が活躍したことで、チーム内外から非難された。だからどうせFA補強するなら、小笠原、杉内クラスの大物、もしくは、昨オフの脇谷のように補償を必要としないCランクの選手にしようと。そもそも、その脇谷だって大竹と同じ13年オフに巨人にFA移籍した片岡の人的補償として西武に取られた選手。その脇谷をわざわざFAで戻した。人的補償のダメージはそれだけ大きいというのが、最近の球団の認識なんです」

 中日からFAで選手を獲得するより、中日に若手有望株をくれてやる方がもったいないというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動