メジャーPS進出争い 今季も162試合目決着のスリリング

公開日: 更新日:

 メジャーのプレーオフ進出争いは、なんだってこう、毎年毎年、仕組んだようにもつれるのか。

 日本時間29日にレッドソックスが地区優勝。6地区すべての優勝チームが決まったが、地区2位以下の勝率上位2チームが出場できるワイルドカードゲームをかけた争いはア・ナ両リーグとも熾烈だ。

 アはブルージェイズ、オリオールズ、タイガース、マリナーズが2ゲーム差、ナはメッツジャイアンツとカージナルスが1ゲーム差で争っている(30日現在)。今季のレギュラーシーズン最終戦は10月3日。タイガースは30日のインディアンス戦を雨で流したため、アの勝敗の行方は代替試合が行われる4日までもつれそうなのだ。

 アは昨年も一昨年も、ワイルドカード進出チームが決まったのは最終戦の162試合目。前年の13年は最終戦でも決着がつかず、レイズとレンジャーズがワイルドカードゲームをかけてワンゲームプレーオフを行った。

 レギュラーシーズンとワイルドカードゲームの間は1日のみ。ワンゲームプレーオフが必要ならその日に行い、翌日からすぐにワイルドカードゲームが始まる。息つく間もなくプレーオフに突入するのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?