広島25年ぶりVの立役者 鈴木清明球団本部長を直撃<上>

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「この数年間、野村謙二郎前監督と緒方監督が若手を起用して、だんだん力をつけてきたとは思っていたけど、誰か引っ張るベテランがいるのかと見た時、チームにいなかった。若い選手はリズムがいい時はいいが、苦しい時、ここという時に沈んでしまう。経験のなさを含めてね。ずっとレギュラーを張れるベテランが欲しいという思いの中で、14年オフに黒田が帰り、新井も戻った。確かにマエケンは抜けたんだけど、チームとして戦えるという実感はあった。だから優勝できたというつもりはないけど、マエケンが抜けてチームが一つになればという思いはありました」

――むしろチームがまとまったと?

「クロ(黒田)と話しとったら、『ボクはチームとして優勝すると思ってますよ。一丸となるんじゃないですか』と言っとったしね。もちろん、マエケンの穴は大きい。でも、誰かが15勝を埋めてくれるんじゃないかなと。一人で埋めるのは難しいと思ったけど、幸い(野村)祐輔が一人で16勝。穴を埋めてくれた形になった。大瀬良らが離脱したりもしたが、それぞれが役割を果たしてチームとして誰かがカバーした。エルドレッドが故障すればルナがカバーし、ルナもどうかな、という時に今度は安部がサードに入ってくれた。みんなが穴を埋めてくれたから、1年間ガクッと戦力が落ちませんでしたね」

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