日ハム栗山監督 CS向け調整に「宮崎より札幌」選んだワケ

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 4日、本拠地の札幌ドームでCSファイナルステージに向けた練習を行ったのがパの優勝チームの日本ハム。指揮を執る栗山監督はシートノックや投内連係などの基本プレーをじっくり確認した。

 9月30日に全日程が終了。12日にスタートするファイナルステージまで10日以上、間があく。4年前の日本シリーズは主力が教育リーグの行われている宮崎まで出掛けて調整したが、巨人に2勝4敗で敗戦。今回は本拠地での調整になった。

 CSファイナルステージは6試合すべて、日本シリーズは7試合中3試合を札幌ドームで行う。本拠地での試合が多いだけに、勝手知ったる場所での調整を優先しようということか。実戦感覚が鈍らないよう5、7、9日と3試合紅白戦を行い、7、9日はファンにも公開して、より本番に近い状態で実施するという。

 栗山監督は就任1年目だった4年前のシリーズに完敗して以降、経験を積み、大谷という投打の怪物も得た。「忘れ物を取りに行く」という言葉は、自信の表れかもしれない。

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