大差からV逸の恥辱…ソフトバンク工藤監督に“進退問題”も

公開日: 更新日:

 リーグ3連覇を逃したソフトバンク工藤公康監督(53)は、「悔しい結果。選手はよくやってくれた。日本ハムとうまく戦い切れなかったのがこの差になった。CS(クライマックスシリーズ)で悔しさを晴らせるように頑張りたい」と話した。3年連続日本一の可能性は残されているとはいえ、CSを勝ち抜いての“下克上”が評価される球団ではない。

 外国人を除く支配下選手の年俸総額は、12球団でダントツの41億7577万円。32億9853万円で2位の巨人に大差をつける金満軍団だ。球界OBが「控えだけで戦っても優勝争いできる」と言うほどの戦力を誇り、開幕前には各評論家から圧倒的な優勝候補に挙げられた。その予想通り、開幕から首位を快走し、日本ハムに最大で11・5ゲーム差をつけながらの大逆転負け。指揮官の責任は軽くないだろう。

「工藤監督が進退伺を出すのではないか、という声が地元で出ているのは確かです。9月に入って主砲の柳田を骨折で欠き、リーグトップの15勝を挙げている和田が左ヒジの違和感を訴えたりとアクシデントが重なったとはいえ、打順をコロコロと替えたり、継投で落とす試合が散見されたりと、手腕を疑問視する関係者はいます。工藤監督は今季が3年契約の2年目。就任1年目の昨季に日本一になった実績もあり、現実的には続投の可能性が高い。しかし、一部選手からは、秋山前監督待望論も出ています」(地元放送局関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは