10勝3割22本…日ハム大谷「3年12億円」複数年契約も浮上

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 4年ぶりにリーグ優勝した日本ハム。投打にわたってチームを牽引した大谷翔平(22)が、今年のパ・リーグMVPに選ばれるのはほぼ確実だ。

 投げては自らの日本記録を更新する164キロをマークして10勝4敗、防御率1.86。打っては打率.322、22本塁打、67打点(数字はいずれも28日現在)。投打ともケチのつけようのない数字だし、重要な試合や局面で結果を出した。胴上げ投手となった昨夜の西武戦にしても、1安打完封の15奪三振。相手に付け入る隙を与えなかった。

 今季年俸は2億円。5年目を迎える来季年俸はいったい、どこまでハネ上がるのか。

 大谷の査定は基本的に、ダルビッシュ(現レンジャーズ)の日本ハム時代の年俸がモデルケースになっているという。2人の年俸の推移は1年目の1500万円、2年目の3000万円までは一緒。3年目はダルの7200万円に対し、大谷は1億円。そして4年目は2億円で並んだ。

 ダルはプロ4年目の08年、16勝4敗、防御率1・88と圧倒的な成績を残したものの、チームは3位。翌5年目の年俸は2億7000万円だった。

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