3回転半回避しSP5位…浅田真央に囁かれる“ジャンパー膝”

公開日: 更新日:

 フィギュアスケートのGPシリーズ初戦の「スケートアメリカ」が21日(日本時間22日)、イリノイ州シカゴで開幕。復帰2年目の浅田真央(26)は初日の女子ショートプログラム(SP)で64・47点とし、5位スタートとなった。今季初戦となった6日のフィンランディア杯を前に左膝を故障したことから、シーズン序盤は武器であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回避した。

 浅田は左膝の状態について「大丈夫です」と多くを語らないものの、佐藤信夫コーチは「無理をさせられない。焦らずに進めるしかない」とし、“大技”がいつ披露できるかは不透明な状況だ。

 それだけに、スケート関係者の間では重症説もささやかれ始めている。審判経験者によれば、先のフィンランディア杯でも滑りに異変が生じていたという。

 トリプルアクセルを回避せざるを得ない中、着実なスケーティングで加点を狙いながら、SP、フリーとも演技終盤のジャンプで回転不足などのミスが続出、2位に終わった。スケーティングに定評がある浅田にしては初歩的なミスが少なくなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー