真央の胸中複雑…18年平昌へ3アクセルと表現力のギャップ

公開日: 更新日:

 3度目はあるのか。女子フィギュアの浅田真央(25)が6日、過去ワーストの7位に終わった世界選手権が行われた米ボストンから成田へ帰国した。

 真央は会見で18年平昌五輪のプレシーズンとなる来季について、「目の前の目標を一つ一つクリアすることがやるべきこと。気づいたら五輪が近づいてきたと思えるようにしたい」と言った。しかし、10年バンクーバー、14年ソチに続く3度目の五輪出場は厳しいとの声は少なくない。

「真央は今、本当に滑ることが楽しいのかな? と思う。それが当たっているとすれば、平昌五輪出場はモチベーションにならない。男子のジャンプは完全に4回転時代に入り、女子も平昌五輪では、トリプルアクセルを跳ぶ選手が出てくるでしょう。真央は9月で26歳です。ジャンプより、10代では見せることができなかった大人の女性の表現力の方に注目してほしいはずです。でも、ファンやマスコミは今もトリプルアクセルの成否ばかりを気にしている。それがわかっているから、真央はギャップに苦しんでいるのではないか」(スケート関係者)

 真央は「選手である以上、結果を求めていくもの。勝つためには技術面、特にジャンプはレベルをもっともっと上げていかないといけない」とも語っていた。ジャンプにこだわる言動は痛々しい……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗