テレビ局密着 本田真凜にのしかかる“ポスト真央”の期待
フィギュアスケート女子の本田真凜(15)が21日、日本航空(JAL)とのスポンサー契約を発表。
会見は羽田空港で行われ、旅客機から客室乗務員姿で登場した本田は「まさか(衣装を)着られるとは思わなかった。夢のよう。さっきからずっとCAさんの真似をして遊んでいます」と上機嫌。とても、前日20日の全日本ジュニア選手権で3位に終わった直後とは思えない笑顔だった。
本田は今月1日に水素水企業「アクアバンク」ともスポンサー契約を結んだばかり。すっかり売れっ子だ。
テレビ局は勝っても負けてもとにかく本田に密着。今回の全日本も優勝した坂本花織(16)や2位の白石優奈(14)よりも悔しさをにじませる本田をクローズアップしていた。人気子役出身の女優・本田望結の姉という“血筋”もあって、フィギュアのアイドルに仕立てようとの思惑がアリアリなのだ。
フィギュア界は、スーパースターの浅田真央(26)を超えるような選手がシニアにもジュニアにも出てきていない。その浅田にも限界が近づいており、グランプリ(GP)シリーズ初戦は6位、2戦目は自己ワーストの9位に終わった。18年の平昌五輪を目前にした引退も囁かれている。