内部から不要論まで 勝てないウッズにスポンサーがソッポ

公開日: 更新日:

 予選落ちと棄権。これが今年2試合に出場したタイガー・ウッズの成績だ。

 1年5カ月ぶりにツアー復帰戦に選んだのはファーマーズ・インシュアランス。会場のトーリーパインズGCでは、過去8勝とコースを得意にしていたが予選を突破できなかった。

 ドバイのエミレーツGCでは2勝しているが、腰痛で初日の18ホールしかプレーできなかった。だから、「ウッズも潔く引退した方がいい」という指摘がツアー内部から出ており、タイガー不要論まで聞こえてきた。

 あるブックメーカーは、ウッズが来年1月1日までに引退すれば2.9倍、今すぐではないにしても、賭け率は引退間近という数字にも見えてくる。

■「情熱戻すことは難しい」

 かつてのコーチ、ブッチ・ハーモンは、「タイガーはもうあるレベルではプレーできないかもしれない」と語っている。もうひとりのハンク・ヘイニーも同じようにウッズの才能は高く評価しながら、「健康を除けば、ウッズに最も重要なのは意欲だ。一度失ったプレーに対する意欲や勝つことへの情熱を元に戻すことは難しい」と語っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」