ハム首脳陣は目を白黒…中田翔の豹変は“狼少年”か本物か

公開日: 更新日:

 1週間くらい前のことだ。沖縄は国頭の二軍キャンプで調整する日本ハム中田翔(27)が、親しいマスコミ関係者に向かって、「ユニホームのベルトがこんなに短くなったんですよ」と得意げに話した。

食事と筋力トレーニングの成果でしょう」と言いながら、しかし、「だからといって結果が出るとは限らないんですけどね」と、殊勝に付け加えたという。

 マスコミ関係者は「これまでも、こんなに一生懸命なんですよと鼻高々に言うことはあった。けど、これで結果が出るとは限らないなんて冷静に話すあたりに真剣さを感じた」と話す。

 首脳陣の一部も、中田のキャンプの取り組み方に目を白黒させている。語るのは日本ハムOBだ。

「中田が連日、夜間練習をやっている姿を見て、あるコーチは『あいつが毎日夜間練習なんて、ホント、おかしくなっちゃったんじゃないか。逆に心配になってくるよ』と本気で言ってたほど。なにしろ中田は、これまでがこれまで。キャンプ中の夜間、宿舎でじっとしていたことなんて皆無って話ですから。今年は目の色が違うと感じるコーチがいても不思議じゃありませんけど……」と、このOB氏がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性