上野由岐子が明かした 東京五輪への決意とベテランの弱音

公開日: 更新日:

――今までは、東京まで続けると明言してこなかったと認識しているのですが。

「ははは(笑い)、そこらへんは確かに私もこれまで曖昧にしてきていました。すいません」

――曖昧な気持ちが東京へ向いたきっかけは。

「やっぱり麗華ヘッドの存在ですね。一緒にやっていく中で、五輪に対する強い思いを聞いたり、いろいろな話を2人でしていくうちに、徐々に代表としてやりたいという気持ちが強くなっていきました。ただ『やりたい』という気持ちになるまで結構時間はかかりました」

――どれくらい?

「う~ん、どうですかね。でも2年前はとても続けようという気持ちにはならなかった」

――3年後は38歳。若い選手も加入してきた。

「そこなんですよね……。みなさん、北京五輪のときの私を見てくださっているので、そこで止まっているというか、あのパフォーマンスを出せるとみんなが思っている。『北京の私』に期待すると思うんですけど、それは無理です、と(笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  1. 6

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  2. 7

    「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”

  3. 8

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  4. 9

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  5. 10

    自民保守派が“石破おろし”で分裂状態…次期党総裁「コバホークだ」「いや高市だ」で足並み揃わず