復帰初戦に存在感 SB川崎はただのメジャー帰りにあらず

公開日: 更新日:

 早速プレーで魅せた。米球界からソフトバンクに復帰した川崎(35)が28日のオリックス戦に「1番・二塁」でスタメン出場。1986日ぶりとなる日本での試合は、ドーム球場のナイターにもかかわらず、目の下を黒くするアイブラックをつけて登場した。

 1打席目は初球を打って一ゴロに倒れたが、4打席目に中前に復帰初安打。守備では四回、2死一、二塁で中島のライナーを横っ跳び。一度はボールをこぼすも、すぐさま二塁へトスし、ファンを沸かせた。

 メジャーでは、マリナーズ、ブルージェイズ、カブスと渡り歩いた5年間で出場は276試合にとどまり、オープン戦期間中の3月に解雇された。しかし、クビになる直前の米アリゾナでの侍ジャパンとの練習試合では、3打数1安打2盗塁と健在ぶりを見せていた。

 メジャー帰りの日本人選手といえば、帰国初年度に不振に陥る選手は少なくない。岩村(77試合、打率.183、0本塁打)、福留(63試合、打率.198、6本塁打)、中島(117試合、打率.240、10本塁打)しかりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"