いまだHRゼロ…SB松田は“カブレラ式”が不振脱出の秘策

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 成績はすっかり「寒男」だ。

 開幕以来、不振を極めているソフトバンク松田宣浩(33)。昨年27本塁打を打ち、今季は通算200本塁打達成もかかっているが、いまだ本塁打ゼロとバットは湿り続けている。昨18日のロッテ戦では5打数1安打。チームは大量10得点で快勝も、松田の打率は.193。5打席目は見逃し三振に倒れた。

 開幕前のWBCで「熱男~!」と叫んでいたときの笑顔はすっかり消えた。ムードメーカーの大ブレーキに、今ではベンチも微妙な雰囲気になっていった。

 DeNAの筒香嘉智(25)も、もっかノーアーチ。この日に先発したロッテ石川歩(29)は5回6失点と炎上して二軍落ちが決定するなど、WBC組の不振が目立っている。

 松田のスランプについて立花打撃コーチは「WBCの影響もあるかもしれないけど」と言ってこう続ける。

「右側にうまく壁をつくれていない。開幕前に比べたら少しずつ良くはなってきているけど、体がうまく連動できていない。手首で押し出すのではなく、体全体でボールを捉える練習をしている」

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