今ごろWBC後遺症? 巨人・坂本が謎の打撃“急ブレーキ”

公開日: 更新日:

「今年も首位打者は間違いない。WBCに出ていたっていうのに、あれだけ打ちまくる。広角にヒットを打つ技術を含めて、ホント凄いですよ」

 つい1週間前のこと。巨人坂本勇人(28)について、ライバル球団の主力選手がこう言って脱帽していた。

 昨季、首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した坂本は、侍ジャパンの正遊撃手として3月のWBCに出場。打率.417の好成績を残し、チームを牽引した。開幕後、筒香(DeNA)、中田(日本ハム)、山田(ヤクルト)ら日本代表の主力野手が軒並み不調や故障に苦しむ中で、3、4月は打率.330。5月は10日の阪神戦までの8試合で5本塁打とアーチを量産していた。いよいよ手がつけられなくなると思ったら、19日のDeNA戦では4タコに終わり、最近6試合は22打数3安打、打率.136、0本塁打、0打点と急ブレーキである。

「18日には筒香が風邪をこじらせ、この日も2試合連続の欠場となった。WBCが終わって2カ月が経とうとしていますが、今でも足や腰、ひざなどに痛みを抱えながら出場しているWBC出場選手は何人かいると聞いている。坂本とて疲労はあったはずです。ここまで全39試合にフルイニング出場しており、1~2カ月が経過した時点で反動が出ないか、関係者の間で心配する声があったのも事実。巨人の中心選手という自覚と責任感でここまで頑張ってきたんでしょうけど、実際に打撃だけでなく、守備、走塁でも一時期よりも本来の動きが見られなくなっている」とは、放送関係者。

 一過性の不調で終われば問題ないが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手