女子レス58kg級V「ポスト伊調」坂上嘉津季が抱える課題

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 至学館大の恩師で、日本レスリング協会の栄和人強化本部長は「ポスト伊調には物足りない」とこう話す。

「これまで故障に泣かされたこともあり、ようやくスタート地点に立てた状態。技術的なことはともかく、世界チャンピオンになるには、まだ勝利への執念が足りない。これまで伊調と対戦した時でも、なにがなんでも倒してやろうという気迫は感じられなかった。世界選手権で結果を残すには、どこまで本気になれるかにかかっている」

 これまで伊調の圧倒的な強さが目立った58キロ級の海外勢は、リオ五輪銀メダルのワレリア・コブロワゾロボワ(ロシア)、2015年世界選手権銀メダルのペトラ・オッリ(フィンランド)ら実力者が揃う。「ポスト伊調」と期待される坂上も頂点に立つのは容易ではない。

 伊調は階級区分が変更された14年以降、58キロ級で世界選手権2連覇中。坂上は続けるか。

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