レスリング栄和人氏 女子柔道陣のホテル泊に“ダメ出し”

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 日本のお家芸が異例のコラボである。

 女子のレスリング柔道の日本代表が昨10日、都内で両競技から約50人の強化指定選手が参加して合同練習を行った。

 この日はレスリングの練習形式で進められ、レスリング53キロ級の吉田沙保里(34=銀)、柔道48キロ級の近藤亜美(21=銅)のリオ五輪メダリスト同士がスパーリングを行うなど約2時間半、汗を流した。

 今回の合同練習は柔道側からの申し入れで実現したもの。増地克之女子柔道代表監督は3日間の合同練習で「終盤に逆転勝ちするレスリングの精神的な強さを学ばせたい」と狙いを明かした。

 リオで4階級を制覇したレスリングに対して、柔道の金メダルは70キロ級の田知本遥のみ。期待された近藤や57キロ級の松本薫らは銅に終わった。女子柔道が20年東京五輪でメダルを量産するにはメンタル面の強化が課題というわけだが、これにレスリング栄和人強化本部長がさっそくダメ出し。

■「ホテルに泊まっているようではダメ」

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