ダルは7安打3失点で6敗目 3年ぶりの球宴選出へピンチ

公開日: 更新日:

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)が白星から遠ざかっている。

 28日(日本時間29日)のインディアンス戦は6回を7安打3失点(自責点2)、6奪三振、1四球で6敗目(6勝)。4戦ぶりの勝利はならなかった。

 この日のダルは、味方の拙守にも足を引っ張られて初回に1点を先制されると、三回は四球を足がかりに3本の単打で2点の追加を許した。

 ダルはここまで開幕からローテーションを守り、この試合の前までで101投球回(リーグ4位)、防御率3・12(同5位)、109奪三振(同3位)とまずまずの成績。26日に発表されたオールスター(7月11日=マイアミ)ファン投票最終中間発表で、レンジャーズの選手は各ポジションとも上位5人に名前はなし。勝ち頭のダルがチームで唯一の球宴選出候補とみられている。

 昨季、インディアンスをリーグ優勝に導いた敵将のテリー・フランコーナ監督(58)は球宴でア・リーグの指揮を執る。投手は監督推薦で決まるだけに、この日の試合は7月2日の出場選手発表を前にフランコーナ監督への最後のアピールの場だったわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗