ダルも可能性認めた 昨季王者カブスへのトレードが急浮上

公開日: 更新日:

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)がトレードを受け入れる姿勢を見せた。

 10日(日本時間11日)に行われたオールスター(マイアミ)前日の選出選手による恒例の会見でのこと。7月末のトレード期限が迫っていることを聞かれたダルは「もちろん、それは。その可能性はあるだろうなと思う。別にどっちでも大丈夫です」と、初めて公の場で移籍に関してコメントした。

 今季のレンジャーズは故障者が続出したこともあり、43勝45敗の借金2で前半戦を折り返し。ア・リーグ西地区首位のアストロズに16.5ゲーム差の3位と引き離されている。ポストシーズン進出は厳しい状況だけに、今季限りで6年契約が切れるダルには、かねてトレードの噂が絶えなかった。

■巻き返しには先発投手の補強が急務

 ダルは前半戦19試合に登板し6勝8敗、防御率3.49。黒星先行ながら、125奪三振、クオリティースタート(QS=6回以上を自責点3以内)13回と安定した投球を続けていて、先発が手薄な球団にとっては垂涎の的だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも