東京五輪では4番最有力も DeNA筒香はメジャーへ準備着々

公開日: 更新日:

 侍ジャパンの監督として20年東京五輪を戦う稲葉監督としても、気になるところではないか。今年のWBCで「日本の4番」を務めたDeNA筒香嘉智(25)のことだ。

 野球の五輪競技復活が決まった昨年8月に「日の丸を背負ってやる責任感がある。出させていただける機会があれば、全力でプレーしたい」と話していた筒香は、東京五輪が行われる3年後は28歳。脂の乗り切った時期で、かつ試合は本拠地である横浜スタジアムで行われる。順当にいけば4番の最有力候補だ。

 一方で、筒香にはかねてメジャー志向があるといわれ、近い将来のメジャー挑戦も囁かれている。稲葉監督は先日の監督就任会見で、「オリンピックはたぶん、メジャーは参加しない。なかなかそこについては難しいのかなと思います」と話していた。MLBが主催し、シーズン前に開催されるWBCですらメジャーリーガーの招集が難しいのに、シーズン中に行われる五輪はなおさらだ。筒香が五輪開催までにメジャー移籍していれば、五輪参加は難しいとみるべきだろう。

 当の筒香はここ最近、メジャーに関する発言をしていない。横浜OBが言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」