入院騒動と退任の真相…秀岳館・鍛治舎巧監督が明かす

公開日: 更新日:

 ――退任は健康面と関係ない?

「関係ないですね。健康面で辞めるわけじゃないから。前から決めていたんです。本当は(今年の)3月に辞めようと思ったんですけど、3月2日に(新聞に)退任と書かれて、そこから(退任撤回を望む署名)運動が起きたから辞められなくなった。これはマズイなと。キレイに辞めようと思ったらそんなことになったので、せめてこの学年の最後までと思って続けることになったんです」

 ――5年契約とも聞きましたが?

「契約は1年ごとです。この学校はずっとそうなんです。僕の場合は一応5年と言われたけど、口ではね。3月にややこしいこと(退任報道)を書かれたときに、(マスコミには)『退任しろと言われたこともないし、辞めるつもりもない』という話をした。校長(兼理事長)にも『5年契約の中でどこで辞めるか、進退は本人任せ』というのを確認しましたから」

■ドロドロするのが一番嫌い

 ――そもそも、なぜ辞めるんですか。


「もういいかなと思って。ちょうど(春夏)4季連続で(甲子園に)出たし、選手も育ってきたし、僕がいなくても同じ野球ができるようになった。基礎が出来上がってきたからいいかなと」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間