G野手で唯一U24代表入り 捕手・宇佐見に一塁コンバート案

公開日: 更新日:

 11月16日に開幕するアジアプロ野球チャンピオンシップの代表メンバーに、巨人からは田口麗斗投手(22)と宇佐見真吾捕手(24)が選ばれた。

 巨人では唯一の野手となった宇佐見は「正直びっくりしていますが、日の丸を背負って戦えることをうれしく思います」と球団を通じてコメントした。

 今季は右手の骨折で出遅れたものの、8月に一軍昇格すると、21試合で打率.350、4本塁打、8打点。貧打に泣いたチームにあって「打てる捕手」として期待される若手有望株である。

■一塁と捕手の両にらみ

 現在、宮崎で行われているフェニックス・リーグに参戦中。来季は小林と正捕手の座を争うことになるが、高橋由伸監督には別の構想があるという。

 さるチーム関係者がこう言うのだ。

「今季の小林の打率は.206でリーグ最下位。入団以来、打撃が課題といわれるが、高橋監督は球界随一の鉄砲肩を武器にする捕手としての小林を買っている。宇佐見が劇的な逆転サヨナラ弾を放った翌日でさえ、小林にスタメンマスクをかぶらせていることでも、それがうかがえる。捕手としての守備力は小林、打撃力は宇佐見との評価。11月の秋季キャンプから宇佐見には、捕手と両にらみで一塁の練習もさせようという案があります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」