岩隈がマリナーズとマイナー契約 招待選手でキャンプ参加
ベテラン右腕が来季は、いきなり競争を強いられる。
マリナーズは27日(日本時間28日)、今オフFAになっていた岩隈久志(36)とマイナー契約を結んだと発表。来春のキャンプには招待選手として参加し、開幕メジャー入りを目指す。
渡米6年目の今季はシーズン序盤に右肩に炎症を起こし、わずか6試合で0勝2敗、防御率4・35に終わった。9月下旬には右肩を手術し、マリナーズは来季契約の選択権を行使せず、FAになっていた。
今季のマリナーズは岩隈以外にも故障や不振で離脱する投手が続出。サーバイス監督は17人の先発投手を起用した。今オフ、先発投手の補強に動くとみられ、CBSスポーツ(電子版)によれば、現時点で岩隈は先発ローテーションの8番手の位置付け。故障が完全に癒えてオープン戦で結果を残しても、メジャー昇格は同僚の結果次第か。