賞金王とマスターズ切符も “二兎追う”小平智に評論家苦言

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■WR50位以内がノルマ

 今大会に優勝すればWR40位前後にアップしてマスターズ出場は文句なしに決まる。だが、20位以内に入らなければポイントの上積みはなく、WR50位入りも不可能だ。

 剣道歴59年、5段でもあるゴルフ評論家の早瀬利之氏がこう言う。

「世界で活躍する松山英樹は2016―17年シーズンに838万570ドル(約9億3200万円)も稼いでいる。日本では1億5000万円前後で賞金王争いなのだから、スケールの違いにがっかりする。小平もそんな賞金王に執着するのではなく、WR50位入り一本にこだわるべきだ。剣道には攻防一致という言葉があり、構えたら面(前頭部)の真上から鼻の下まで刀で切り下げる、竹刀ならその気持ちで打ち込むことだけに集中する。他のことを考えて邪念が入れば守れなくなる。目標を決めたらそこだけに集中するのが勝つ極意という意味です。ゴルフも同じで、賞金王もWR50位もとなれば、大きな痛手を被りかねない」

 今週、マスターズ行きを決めないと、小平は年内に行われるアジアンツアー最終戦でポイントを稼ぐ必要が出てくる。あれも欲しい、これも欲しいではダメだ。

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