まずは先発 エンゼルス“投手優先”調整は大谷にも好都合

公開日: 更新日:

 大谷翔平(23)は今、投手優先で調整を進めている。打撃練習も並行して行っているが、ソーシア監督は「準備する上での優先事項は投手」とこう話す。

「打者としてはDHで考えている。代打、代走としても必要なら活用する。打撃練習もしているが、大谷がここにいるのは投手として。打者は多くの調整は必要ないが、投手の準備は打者よりも長い期間が必要」

 エプラーGMも二刀流の起用法について、「時間がたつにつれ、打席の確保はしていける。投手優先のスケジュールを組んでいて、そのあと打者として継続できるかを考えている」と言う。

■長距離打者が充実の一方で……

 エンゼルスの今季のチーム編成を見れば「投手第一」の理由も納得だ。野手にはトラウト(26)、プホルス(38)、アップトン(30)ら長距離打者がそろううえ、オフには昨季24本塁打のコザート(32=レッズからFA)、22本塁打のキンズラー(35=タイガースからトレード)を獲得。何が何でも「打者大谷」を必要としているチーム状況ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動