減量でモデルチェンジ ダルが見据える“2年後の大型契約”

公開日: 更新日:

「いやね、本人は3、4キロって言ってるんですけど、明らかに5キロ以上は減量したように見えますね」

 こう言うのはさるマスコミ関係者。このオフ、FAでカブスに移籍したダルビッシュ有(31)に関してだ。

 キャンプインまでに体を絞った主な狙いは、疲労回復を早めることらしい。筋肉をつけて体重を増やし、体を大きくすることでエンジンは大きくなった。しかし、出力が増えた分、疲労回復に時間がかかるようになった。前出の関係者がこう続ける。

「昨年のワールドシリーズの2試合連続KOはどう見てもガス欠です。ストレートの球速も145キロ程度でしたしね。なにしろ10月下旬まで投げた経験は、メジャー5年目にして初めて。レギュラーシーズンから蓄積した疲労が抜けなかったのでしょう。体を絞ったのはその反省からだといいます」

 体を絞って体力の回復を優先した分、出力は落ちる。本人はしかし、以前のように球速にはこだわっていない。150キロを投げられれば十分。重要なのは球速より球質と考えるようになったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし