減量でモデルチェンジ ダルが見据える“2年後の大型契約”

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「いやね、本人は3、4キロって言ってるんですけど、明らかに5キロ以上は減量したように見えますね」

 こう言うのはさるマスコミ関係者。このオフ、FAでカブスに移籍したダルビッシュ有(31)に関してだ。

 キャンプインまでに体を絞った主な狙いは、疲労回復を早めることらしい。筋肉をつけて体重を増やし、体を大きくすることでエンジンは大きくなった。しかし、出力が増えた分、疲労回復に時間がかかるようになった。前出の関係者がこう続ける。

「昨年のワールドシリーズの2試合連続KOはどう見てもガス欠です。ストレートの球速も145キロ程度でしたしね。なにしろ10月下旬まで投げた経験は、メジャー5年目にして初めて。レギュラーシーズンから蓄積した疲労が抜けなかったのでしょう。体を絞ったのはその反省からだといいます」

 体を絞って体力の回復を優先した分、出力は落ちる。本人はしかし、以前のように球速にはこだわっていない。150キロを投げられれば十分。重要なのは球速より球質と考えるようになったという。

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