中日森監督は周平ベタ褒めも…“裏MVP”はやっぱり松坂大輔

公開日: 更新日:

 28日、沖縄・北谷キャンプを打ち上げた。森繁和監督(63)は「私の中では目立ったひとり」としてキャンプのMVPに高橋周平(24)の名前を挙げた。

 だが、貢献度でいえば、松坂大輔(37)だろう。このキャンプでは、背番号99が移動するたび、人だかりができた。横浜高の後輩でもある選手会長の福田永将(29)は、フィーバー効果についてこう言った。

「まさかこんなに変わるとは思わなかった。やっぱり報道陣の方がたくさん来てくれたし、ケータイのニュースもドラゴンズの情報がよく出てきた。それが一番の変化。見られているほうが頑張れるので、そういう意味で今までとちょっと違うキャンプを送れたと思う」

 中日の昨季の観客動員数はリーグ4位。前年比はマイナス2.3%と落ち込み幅は大差のワーストだった。閑古鳥が鳴くナゴヤドームにいかに客を呼ぶか。森監督は本紙に「(松坂が)いざ来てみて(人気と注目度に)ここまでですかって。『客寄せパンダ』じゃないけど、パンダだって来ればみんな見にいくわけで、それだけの影響があると思って獲得した」と狙いを語っていた。

 ネット専業メディアが大挙訪れたことも例年と違う変化だという。プロは注目されてナンボ。怪物が「裏MVP」なのは間違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束