中央学院・相馬監督に聞く 注目“二刀流”大谷拓海獲得秘話
25日に登場する中央学院(千葉)は昨秋の関東大会を制して春夏通じて初の甲子園出場を決めた。原動力となったエースで4番の大谷拓海投手(3年)は、投げて145キロ、打って通算25発のスラッガー。「二刀流」としてプロ注目の逸材だ。相馬幸樹監督(38=保健体育科教諭)は市立船橋(千葉)、大阪体大、社会人のシダックスを経て、2007年から中央学院の指揮を執る。シダックス時代、当時の野村克也監督の指導を受けた相馬監督に、チームの強化について聞いた。
■「ウチは強いチームの控えが多い」
――15年夏は千葉大会4強、16年秋は関東大会8強。最近は甲子園まであと一歩でした。
「徐々に階段を上ってきた感じですね」
――プロ注目のエースで4番、「二刀流」大谷が投打の柱。
「中学の時に一線級だったのは大谷(船橋シニア)くらいで、ウチは強いクラブチームの控えだった選手が多いんです」
――中学のシニアなど?