新人で早くも5勝 オリ田嶋大樹は几帳面な典型的優等生

公開日: 更新日:

投手・21歳・1年目

【監督評と自己評価】

「デキはいいと思います。ただ、野手の方の援護もありますし、中継ぎと抑えの増井さんが抑えてくれているから、今があると思っています」

 開幕ローテ入りを果たし、5勝(2敗)をマーク。新人王の最有力候補である田嶋はこう言う。

 アマ球界ナンバーワン投手といわれた実力を発揮し、5勝のうちソフトバンク相手に3勝をマークしている。

 福良監督は「意図して投げさせているわけではなく、(ローテ上)たまたまそうなっている。強力打線相手だけど、勝つことで自信をつけてくれれば」と話し、「ドラフト指名したときから即戦力と期待していた。その通りの活躍をしてくれている。よう頑張ってますよ」と目を細める。

 それでも、本人はまだまだ物足りなさを感じているようだ。

「今は特別なことをやっているわけではありません。先発の役目を果たせるように、継続してやっていきたい。ウリですか? まだまだ自分の中でウリになるものはありません。すべてが平均的な投手だと思っています。とくにこれが優れているとは思っていないですし、思いたくない。そう思ってしまうと、それ以上伸びないと思うんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢