日大アメフト退部を決意も 宮川選手をクラブチームが狙う

公開日: 更新日:

「ルール逸脱は僕の考えにはない。まさか、ああいうことになるとは正直、予想できなかった」と前監督が言えば、悪質プレーを直接指示したとされるコーチも、「(宮川は)とんでもない重圧を受けて、本当に目の前が見えなくなったのかな、と」言った。

 23日午後8時に緊急会見を行った内田正人前日大アメフト部監督(62)と井上奨コーチ(30)の言い分は、従来の主張と変わらず、前日に宮川泰介選手(20)が明かした「相手のQBがケガをして秋の試合に出られなくなったらこっちの得だろう」という井上コーチの発言も、本人は「損とか得とか言っていない」とキッパリと否定。選手と指導者の言い分は、大きな食い違いを見せた。

 ちなみに内田前監督は会見で「(日大)常務理事の資格を一時停止して謹慎する。第三者委員会の結果が出た後、大学の判断に任せる」とし、井上コーチは辞任の意思を示した。

■U-19日本代表の実力者

 日大アメフト部の殺人タックル問題は、まだまだ尾を引きそうだが、国内のアメフト界はすでに、宮川選手の「今後」に目を向けている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か