先発陣の不調だけじゃない 常勝球団ソフトBがもたつく裏側

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 豊富な資金も、使い方次第で持ち主に牙を剥く。

 金満ゆえにチームが閉塞しているのが、ソフトバンクだ。今季も優勝候補の筆頭と言われながら、開幕直後から西武の独走を許し、現在は首位から3・5ゲーム差の3位。「常勝球団」にしては物足りない成績だ。

 もたついている理由はいくつかある。守護神サファテの離脱や、東浜、武田といった先発陣の不調も大きい。では、主力が揃えば安心かといえば、果たしてそうか。ある球団OBは「今季はそれでもいいが、2年後、3年後は……」と、こうクビをひねった。

「若手野手が育っていないんですよ。現在の主力はトウの立ったベテランがほとんど。最近、主力に成長した若手といえば、22歳の上林と、25歳で育成上がりの捕手、甲斐くらいのもの。ファームを見れば伸びしろのある選手は少なくないのに、スタメンには高給取りのベテランがズラリと並んでいて一軍で経験を積む隙間がない。いきおい、若手の成長が遅れるのです」

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