著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

窃盗の元巨人選手は犯罪に寛容なメジャー目指したらどうか

公開日: 更新日:

 元巨人の柿沢貴裕がジャイアンツ球場の選手ロッカーから菅野のグラブ、阿部のバットなど110点を盗み出して約100万円でブランド品買い取り業者に売却。球団を解雇され、窃盗容疑で警察に逮捕された。メジャーリーグにも盗癖のある選手は存在するし、犯行が表沙汰になるケースもある。しかし、処罰はユルユルで厳罰主義の日本とは正反対だ。

 柿沢のケースとそっくりなのは2002年春にヤンキースで起きたルーベン・リベラによるジーターのバット窃盗事件だ。その年、ルーベン・リベラはいとこのマリアノ・リベラの口利きもあってヤンキースに年俸100万ドル(約1億1000万円)で入団したが、キャンプ地の球場でジーターのバットを盗み、ネットオークションで2500ドルで売却した。これはすぐに発覚したが、球団は代理人と話し合い20万ドルの減俸で話がついた。

 その後、ルーベンは解雇されるが、これはヤンキースの選手たちが「人格者のマリアノ・リベラの顔に泥を塗ったことは許せない」とルーベンをチームに置いておくことに賛成か反対かを問う投票を行い、全員が反対票を投じたため、球団もそれを無視できなくなったからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る