最下位転落&自力V消滅…阪神は“金本切り”へまっしぐら

公開日: 更新日:

後ろ盾の権限縮小

 7月に甲子園で巨人に3タテを食らい、「別に巨人だけが相手じゃないんだから」と発言したことも波紋を呼んだ。

「巨人戦は『伝統の一戦』でライバルからの勝利を願う多くのファンをないがしろにする発言というわけです。阪神の監督として不適格という声さえ出ているのです」(在阪放送関係者)

 関西スポーツ紙もここにきて采配への批判、追及の筆を走らせつつある。このまま低迷が続き、万が一、最下位でシーズンを終えるようなら、指揮官の去就問題も浮上するだろう。

「金本監督は昨オフ、新たに今季からの3年契約を結んだものの、監督の契約なんてあってないようなもの。しかも、指揮官の後ろ盾である坂井オーナーが阪神電鉄の役員から外れ、権限は大幅に縮小している。金本監督就任時の四藤球団社長もすでに退任しています。球団経営にタッチしている阪急の意向も酌まないといけない。6月の阪急阪神HDの株主総会が大荒れになったことも懸念材料です」(前出のOB)

 解任に追い込まれる事態に発展するかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 3

    サントリーHD会長を辞任!新浪剛史氏の意外な私生活、趣味は「極妻」鑑賞と…違法薬物めぐり家宅捜索

  4. 4

    佐々木朗希に浮上「9月にもシャットダウン」…ワールドS連覇へ一丸のドジャースで蚊帳の外

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に深刻な疲労蓄積…安打も本塁打も激減、「明らかにスイング鈍化」との指摘も

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    サントリーHD新浪会長宅ガサ入れはすでに噂されていた? 報道より1週間先行していたX投稿に注目集まる

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  4. 9

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  5. 10

    開示された3回目の「森友文書」で発覚! 財務省「黒塗り」の“お寒い”内情