“二刀流”復帰にメドも…大谷はライバル球団の引き立て役に

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(24)の二刀流本格復帰に、ようやくメドが立った。

 27日(日本時間28日)には右肘故障後3度目となる実戦形式に登板。球団発表によれば、傘下1Aの選手を相手に投げた50球のうち、計33球がストライクだったという。

 ソーシア監督は「次回のブルペンを見て、メディカルスタッフの指示を仰ぎたい」と慎重な姿勢を崩さないものの、「全てが良くなっている」と話し、早ければ9月上旬のメジャー復帰を示唆した。大谷は「もう行ける。不安はない。ここで行ってほしいというところに合わせて準備したい」と早期復帰を熱望したが、9月は同地区のライバル球団の引き立て役になりそうだ。

 復帰後の大谷のローテーションは未定だが、チームはレギュラーシーズン終盤に、ア・リーグ西地区で三つ巴のポストシーズン進出争いを繰り広げるアストロズ、アスレチックス、マリナーズとの対戦を控えている(首位ア軍から3位マ軍まで7ゲーム差)。8月30日から9月30日の最終戦までの29試合のうち、アストロズと7戦、アスレチックスと6戦、マリナーズと4戦。残り試合の半数以上を占めているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因